肥えた羊の製造過程

現実逃避が趣味の社会人の、ライブや映画や舞台の備忘録

昨日は結局、映画にしました。

行ったシネコンでセンターオブジアースが上映しておらず、
パコも時間が合わなかった為に今回も3本止まり。


<劇場鑑賞>

エスタデイズ
すいません大好きですこういう作品。
気にしてなかったけど実は初日だったんだね。。
夜の回で舞台挨拶があったらしいよ。
たしかにツッコミどころの多い話ではあるんだけど、でも役者の演技が堅実で、
心の変移の表現が気持ちいい。
やー、泣いた泣いた。
親父と息子は卑怯(つД`)
歩み寄り方が実に不器用で、だからこそ温かい気持ちになれます。

物語の冒頭で出てくる会話なんですが↓
「金は大丈夫なのか?」
「大丈夫じゃないって言ったらくれんのかよ?」
「やるって言ったらお前貰うのか?」
「…」
なにこの似たもの親子!!

しかも実は伏線。ぐっじょぶ。


20世紀少年 第1章
やっと行きました!
期待度高すぎて実際ダウンするのが不安だったんですが、あのキャストだし。
原作者が脚本に関わるなんて滅多にないしね。

見終わった直後にまず思ったこと。

…ちょ、怖 っ !!∴∑*1

見てる最中、何回もビクッとかぞわっとかなりました。
血が吹き出るとかの直接的な恐怖ではなく、一瞬の無音とかの演出、画面構成、
多勢の意識によって曲解されていく様、妄信的な人間の視線
なにこの不安感!気味が悪い…!

続きが楽しみです。
漫画原作の実写映画としてはいい出来だと思います。
あ、ミッチーとライブしてるメンバーがナイトメアなのがちょっとなんとなく面白かったです。
お前らかい!w


ホームレス中学生
あー…やー…うん…、ごめん、
お腹いっぱい。(´∀` )
ほんとにメジャーな話しか拾ってなくてびっくりしました。
話の山場だけ集めたらきっとああいう風に出来上がるんだろうって感じ。
てか、「金スマ」かなんかで見た再現VTRの方が好印象。←をい。

多分、あの描かれ方では、不足部分が多すぎるのではないかと。
あのままでは父親が、ほんとにただのひどい親父に捉えられてしまう気がします。
人が立体に見えない。
そして、主人公が母親に寄せる思いの部分も、なんだかあっさり風。
全体的に「重さ」がないのは、この作品については良い点なんだろうけど
もう少し波があってもいいんじゃないだろうか。。

西野が意外と頑張ってた。
あと宇崎・田中・いしだのアダルト組はさすが。


◆◆◆

そんな感じで、今回のアタリは「イエスタデイズ」でした。
余談ですが今日母親から「連休なのに帰ってこないのか」電話があり、帰っておけばよかった、と
ちょっと申し訳なく思いました。。。

*1:oДO;;