肥えた羊の製造過程

現実逃避が趣味の社会人の、ライブや映画や舞台の備忘録

4月18日の観劇話。

職場の元先輩の出演する舞台を観に、かなり久しぶりに風姿花伝へ。
っていうかこの先輩も自分が所属して3ヶ月くらいしか一緒に働いてなかった上に
それ振りに顔合わせる状況;


Will-o'-the-wisp2009
「風の鎌鼬
@シアター風姿花伝

舞台は古墳時代
国境の小さな里を舞台とした、武官と里人の争いを扱った話。

うーん、観劇連続して殺陣回りもの(´∀`;)
好きですけどね。むしろ大好きですけどね。

若干荒さはあるけれど、まぁまぁよく訓練している印象です。
音ズレもほとんど無し☆
けっこうキレイに動けていました。
そして、場転が独特。
雰囲気を壊さないよう工夫されているのは分かるんですが、
むしろ逆に印象つきすぎて浮いている感も否めない…;
最後のほうで里人が力を合わせて発起し武官達に立ち向かうところで
大衆の声が録音で流れるのがなんとも萎えました orz
残念なところ、もう1つ。
登場人物が年齢不詳。。。。
パンフの人物紹介に設定年齢が載ってるんですけど、そう見えなかったです。
いっそ載せないでおいてくれたら気にならなかったんだろうけれど;

ラストシーンがすごい好きでした。
主要人物の女の子が、物語の最初は完全に「守られキャラ」の平和主義なんですが
戦闘集団“鎌鼬”との出会いによって段々と大事なものを自分で守るという
意識と強さを持つようになっていき、
終盤には自らが進んで武官に対峙して戦う…という変化が、急でもなく、程よく伝わってきました。
鎌鼬と里人が武器を持ち一同に攻め入ろうとする武官に意思を宣言するラストシーンは
「おおおおおおっ」と。背中がぞわわ!ってしましたよ。

あんまりイメージわかないままぼやっと観に行きましたが、中々面白かったです。

ヤマト王朝とか…ときめくよね(´∀`)
吉野ヶ里遺跡で大変テンションがあがり、親に呆れられた経験あり)