肥えた羊の製造過程

現実逃避が趣味の社会人の、ライブや映画や舞台の備忘録

2/10&2/18

友人の舞台が2週連続でありました~。
お疲れ!!

てにどう第12回公演 「文学青年とお喋りな踊り子」

純文学シチュエーションコメディ。
勘違い&思い込み激しい川端康成とその作家仲間、旅館の人たちと踊り子たちの話。

いやー、素で気持ち悪い、川端…(褒めてる)
でも事実あんな感じの人だったらしい。イタタタタ (´Д`)>
ほんとに単純なコメディなので楽に見れました。
1場、約90分の舞台。役者の間がなかなか!!
爆笑ではないけれども、こう、結構クスっとくるというか、あとからじわっとくるというか。
連行した職場の友人も満足していただけた模様☆
てにどうさん2回目ですが、今回も舞台装置のセンスがいいなぁ~と。

そういや、劇場の外観。
なんかマジックキャッスル(だっけ?マジシャンの聖地)みたい(笑)



なおきとSymJack特別公演 「パンドラの鐘

<長崎の発掘現場で錆びた1本の釘を見つけたオズは、古代・ヒメジョの国へと思いを馳せる。
その古代と現代とを繋ぐパンドラの鐘には秘密が隠されていた。>

原作は野田秀樹
人物の背景や心情は読み取りやすいんだけども、話のベースが複数あって、且つ時間軸が交錯するので、ちょっと頭を使います。
衣装や小道具が上手かったと思う。
あのメインの鐘は、ちょっと外見が物足りない気はしましたけど。

小学生の頃、教室にあった「原爆の絵」の本を何度も読んでいました。
沖縄へ旅行に行き、後に長崎にも行きました。
アウシュビッツの写真集も読みました。
そんな自分は、終盤の彼の過去語りの映像をおおよそリアルに想像できていたと思います。

過去は未来に住む人間の手によって変えられるものです。
しかし真実を掘り起こすこともできます。
だからこそ伝え続ける努力が必要。手段は何でも構わない。
直接的であろうが、隠喩的であろうが。
歴史の真実と残酷さを伝える部分と芸術作品としての部分、難しいですね。

戦争とか死とかその辺語ると長くなるのでここらでやめますが (´∀`;)





ところで、先週同居人のK(後から合流した方)が引っ越しました。
兄弟が就職し、職場に近いところで生活するというので、そちらと一緒に住むことに。
まっちゃん就職オメデトー!!

まだバタバタしているようだけども、新生活、ガンバレ!!