肥えた羊の製造過程

現実逃避が趣味の社会人の、ライブや映画や舞台の備忘録

ハロー、マイフレンド。【追記済み】

昨日、見てきました。
楽々(楽日の最終回)の観劇なんてかなり久々です。

劇団お魚レモンパイ 第5回公演
「みんなの歌」@高円寺 明石スタジオ

高校の合唱部を舞台に、生とか死とか夢とか現実とかを軸に進んでいきます。
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まっすぐ、まっすぐ、ただ歩いて、歩いて、歩き疲れて、
ふっと道を曲がるように、人は死を選ぶ。
------------------------------------------------「包帯クラブ」より
↑これを思い出しました。

全体の印象としては、とっちらかっちゃったかな、と。
それぞれのエピソードが主張しすぎたというか、1つの作品の中では
うまく消化できなかったような気がします。
自分の理解力が低いというトコロもあるのでアレですけど…。
投げ交わされる会話が「え?何で?!」と思うことが多くて、
その矛盾やズレが面白いっていうパターンは確かにあるんですが
どうもそこまで感じることができなかったです。
役者の感情についていこうとしたら混乱したので、
「これは自分の場合、あんまり感情を深読みしないで見たほうが楽しい」と途中から切り替えました。

あとから聞いた話ですが、各エピソードは団員の実話だとか。
うーん…
舞台作品としてどう表現・構成するか、の問題かなと思います。
空間・雰囲気・感情、そういった「心を満たす」という、
実際に形として残らない不安定なものを提供する訳ですので
思い入れがどれだけあっても、やっぱり作品としてどうなのかっていうのは避けられない処なので。
確かに舞台は「表現の場」であるけれども、あくまでも「娯楽」のカテゴリーなんですよね。
結局はお客さんがどう感じるかですから。

あ、小ネタ盛り盛りなのは結構好きです(´∀`)
役者のやりきった感とか思い切りの良さは気持ちよかった!
超・個人的な話…、
某バンドと関係なく、こんなところで偽橋本真也に遭遇するとは思いもよりませんでした(爆)

っていうか、みんなキャラ濃いねww

何よりア●ロはずるいね!(笑)
しかも「ぶったね?!2度もぶった!親父にもぶたれたことないのに!」って
正しい順で展開されてるのが素敵すぎるw
アレ卑怯だー。そら笑うわ。なんか声も似てるし!
あと役所の窓口で翼支給云々のくだり、お気に入りです。d(>∀<)
そんな役所なら勤めたい。

ところであの乳は偽装なし?(こら)