肥えた羊の製造過程

現実逃避が趣味の社会人の、ライブや映画や舞台の備忘録

やっと見てきた。



【映画】
るろうに剣心

かなりのハードルだったと思うけど、だいぶ満足です。
殺陣が始まる時の「キターーーーーーーーーーー!!」感がハンパない。
役者がちゃんと動けるって素敵。
発表になった時はキャスト含め想像つかなかった(というか違和感だらけだった)けど、「あり」でした。
主演についてはほぼ心配してなかったうえの、安定の脇の役者陣!
個人的に蒼井優ちゃんは(演技力どうこうではなく)キャスティングで1番不安なところだったんですが、
さすがだなー、と思いました。
何って体の、パーツの動かし方。首の傾げ方とか、手の出し方とか。
ビジュアルはやっぱりどうしても「うーん…」なんですけど、
そういうところでギャップを埋められるというか、違和感を減らせるって、役者の力量だと思うわけです。
足元の着物の裾の翻り方を見ると、歩き方とかもそうなんだろうなーと。

武井咲ちゃんちょっと残念でした(^_^;)
萎えるほど下手ではないし頑張ったと思うんだけれどそもそもの経験値というか、技量というか、
まぁ周りが良かったもので…という印象は否めないですが、
そういやアニメの声優さんの演技があんな感じだったなーと思ってみたり。
ある意味忠実な実写(笑)
あと佐藤くんと寄っちゃうとお顔のサイズが(ry
…絶対的に佐藤くんのサイズが異常なんだと思うけどね…
っていうかやっぱいい素材だよなー、佐藤くん。上手いし動けるし。
二面性の役ってなるとライダー思い出しちゃうけどw

時間的に仕方ないんだろうなとは思いますが、
もう少し恵が道場のみんなとの距離が縮まっていく描写がほしかったです。
左之助のいきなり親密になった感じは流せたw
なんかそういうもんなんだろうな、っていう妙な納得がありました(笑)
あと最後の一騎打ちの終わり方。意外と刃衛があっさりしてしまった印象。
そこまでがかなり気味悪くねちっこい印象だったので、ちょっと物足りない。
なにより逆刃刀がもったいないー!!
結局、展開の軸にはなるけれど、実際の動きの中で逆刃刀として作用した(ように思えた)のは
斎藤一とのシーンだけだった気がします。殺陣であれを効果的に見せるって相当大変だとは思うけど。
 
で、刃衛が恵に何を頼んだのかが拾えなかったんだけど、何…?(汗)
剣心を怒らせるのに誰を人質にしたらいいか教えろとかそんなことだっけ?
 
感動とは結びつかないですが(言い切った。笑)、戦闘シーンは見ごたえあって、ストーリーも明快。
エピソードは方々から盛り込んだって感じでちょっと多い気もしますが、よくまとまってると思いました。
後味は三池監督のアクション系作品に近いかなぁ。メインがぶれないあたりとネタ仕込み方はだいぶ違うけどw
 
とりあえず大友組バンザイ!
プラチナへの期待が更に膨らみます^^
(編集真っ只中だそうですが頑張ってください)